2014年3月24日月曜日

イノベーションのフロントランナーの「発想力」 第3回


発想力はどのように伸びるのか、どうやって発揮されるのか。アイディア溢れるクリエイティブな方々にお聞きしていきたいと思います。

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インタビュー第3回 フロントランナー:デザイナー 根津 孝太さん(2/2)



クリエイティブ・コミュニケーター 根津さんが工夫されている、発想力を高めるコミュニケーションの秘訣をお聞きします。

(発想力を活性化するチーム、根津さんの熱い思いをお聞きした第1回はこちら



“ネガティブ意見にはポジティブが必ずある”

コミュニケーションの秘訣、1つはネガティブ意見の中にポジティブ意見を見つけること。ネガティブ意見にネガティブで返すコミュニケーションの典型は2ちゃんねるだそうですが、コミュニケーションとしては発展しなくなってしまいます。案の欠陥を指摘された場合など、意見そのものはネガティブであっても、建設的に考える。指摘した人は、今の案では上手く行かないことを指摘した。けれど上手く行くために意見をくれたとしたら?と考える。

他人の意見をまず肯定することで、自分の意見から考えずに「確かに気づかなかったですね。じゃあどうしていったらいいですか?」と一緒に考えていく。そう聞かれることで、指摘した方も、よりよくするための意見を考え始めます。
他人の意見を肯定すること、自分の意見が変わることをおそれないことが、発展的なコミュニケーションのカギになるのです。


 “素直な人は強い”

最後は、自分の意見を素直に言えるかどうか。逆に言えば、自分を晒すことができるかどうか、ということ。例えば根津さんは、自分が知らなかったことが話題に出てきたとき、「あ、それ自分は知らないです、教えてください!」と言ってしまうそうです。
後で調べようとか、話の流れから推察して知ったかぶりするとか、そういうことではない。他人の意見を肯定すると同時に、知らないという自分をみんなに見せることができるか。自分自身をみんなに晒すことができるかどうか。

人とコミュニケーションすることは、自分を晒すこと。自分を晒すのは怖いと思うかもしれないけれど、素直に言うことで他の人から刺激がもらえたり、フィードバックもある。他人の意見に刺激され、自分の考えを見つめ直し、創造力を伸ばす。それこそが、コミュニケーションで発想力を増幅させるメカニズムなのです。



根津さんの信念としての価値、それはモビリティ。
人間は生物なので、生命を維持する上で身体感覚は必ず存在しなければならない。そういう意味で、直接 face-to-face で会うことの価値は絶対変わらない。Skypeもだんだん近づいているけど、やっぱり絶対にその価値は違う。
移動することの価値は絶対なくならない。その信念から、乗り物を手がけているのだそうです。

バイクに乗ると、脳が活性化されるという研究もあるそうです。シフトチェンジや自分の身体全体でコントロールするバイクの感覚は、発想力にもいいのかも!


自分が信じる、感じる、価値。根津さんの目指す宝物は、これからも面白い冒険になりそうです!





イノベーションのフロントランナーの発想力 過去の記事:
・第1回 ベビー用品デザイナー 土肥正俊さん →インタビューはこちら
・第2回 デザイナー 根津孝太さん(1/2) →インタビューはこちら


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