2014年6月25日水曜日

イノベーションのフロントランナーの「発想力」第5回

発想力はどのように伸びるのか、どうやって発揮されるのか。アイディア溢れるクリエイティブな方々にお聞きしていきたいと思います。

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インタビュー第5回 フロントランナー:ダンスインストラクター KEIKOさん



KEIKOさんは、モデルさん?と思ってしまうきれいな顔立ちとほっそりした身体つきですが、実は超パワフル!なダンスインストラクターです。今はレッスンスタジオやスポーツジムにて、ダンスを教えています。ヒップホップやジャズダンスなど多彩な彼女ですが、なんといっても特徴は、柔らかい女性らしさとキレのある動きのコンビネーション☆ (ぜひビデオも見てくださいね)




そんなKEIKOさんにとって、発想力のカギとは・・・?



“ 自分の純粋な感動にいつでも戻る”


ダンスが大好きなKEIKOさん。インストラクターとしての自分をきっかけとして、踊るってこんなに楽しいんだ!と思ってくれたり、踊りに魅了される人が出たらうれしい、と大好きなダンスの世界にチャレンジし続けています。そんな彼女のチャレンジは、発想力に支えられています。


 “感動の瞬間を、いつでも思い出せる”

KEIKOさんのダンスへの思いは、高校のダンス同好会から始まっているそうです。

中学では自宅で練習していたKEIKOさん。高校に入って創設したダンス同好会ですが、当時のダンスは不良のイメージ。いわれのない文句もあり、細々としたスタートだったそうです。ですが文化祭という一大イベントによって、KEIKOさんの活動は一気に加速します。ダンスを見せる絶好の機会。企画、演出、振付・・・すべて自分でやらなければならない。そのなかで、徐々に参加してみたい人や手伝ってくれる人が現れて、最終的には来場者の投票で総合優勝に輝いたのだそう!

KEIKOさんは総合優勝の感動を話しているとき、涙ぐんでいました。嬉しかったことだけではなく、多くの苦労や辛さもすべて鮮明に思い出され、何度も何度も感動を追体験する。純粋にダンスを愛して努力し、成功した経験。彼女の心にはいつも、高校のダンス同好会による感動の瞬間があるのです。

自分の感動の瞬間に戻ること。その感動は、KEIKOさんのモチベーションを高くし、ポジティブな流れを生み出しています。
感動の瞬間は、今でもKEIKOさんのダンスを支える原動力なのです。




“第六感が錆びついていないこと”

ダンスの世界は華やかに見えて、かなり厳しい世界です。ダンスで「飯を食う」というのは本人としても大変な決断。KEIKOさんも20歳から数年間、ダンスを離れていました。でもやっぱり“好きなこと”から目を背けることはできなかった、とKEIKOさん。言い訳してあきらめていただけで、好き、チャレンジしたいという思いは変わらずどこかにあった。
KEIKOさんは、実はいつでもきっかけは転がっていて、自分の直感を信じてその先に進むことができるはず、といいます。KEIKOさんはフィットネススタジオに通い始め、ダンススタジオに誘われて、そこが転機でした。

その時のKEIKOさんは、自分の直感として「あぁ、ここで踊りをやんなきゃ。踊りを頑張ってみる、そういう時なんだ」と思ったそうです。自分の感覚を信じて、正直になれるかどうか。それには第6感が錆びていないことが大切なのだそうです。自分の普段のネットワークだけでなく、ライブや舞台や、いろいろな所に顔を出して、楽しむこと。感動を豊かにしていれば、ふとしたきっかけを見逃さないでいられるのです。

直感は正しい。でも直感を信じられるよう、第六感を磨き続ける必要があるのです。


“踊りたくてたまらない瞬間が来る”

KEIKOさんもインストラクターになりたての頃は、ダンスの振付が思いつかないことが多くあって悩んだそうです。

アイディアが浮かばなかったらどうする?との私の問いに、KEIKOさんは絵本のお話を例に聞かせてくれました。
森に住んでいる魔女が、絵描きを魔法で閉じ込めている。新しい絵ができるまで描いているが、なかなかできない。そんなとき絵描きは、ただひたすら描き続ける。描いて描いて、描きまくる。ああでもないこうでもないと描き続ける。それでも描けなくて、描くのをやめてしまう。
でも絵描きは、絵を描くことから離れているうち、描きたくてたまらなくなる。そんな時がくる。

その感じと同じなのだ、とKEIKOさん。踊りたくてたまらない、その衝動はとても面白いのだそう。

ダンスイベントでソロを踊るKEIKOさん


振付を考える上で、今はいろいろな曲を聴くようにしているそうです。自分が好きなジャンルではない曲を選んだり、スーパーでかかっている曲をアプリで調べたり。振付はそんな中で、突然ふっと降りてくるのだそうです。楽しい気分でいろいろな刺激を受ける。その中で、自分の直感は常に働かせておく。それがKEIKOさんのチャレンジを楽しむということでしょう。



KEIKOさんがチャレンジし続けるダンスの世界。純粋な感動を、さらに大きなエンターテインメントとして作っていって欲しいですね☆






イノベーションのフロントランナーの発想力 過去の記事:
・第1回 ベビー用品デザイナー 土肥正俊さん →インタビューはこちら
・第2回 デザイナー 根津孝太さん(1/2) →インタビューはこちら
・第3回 デザイナー 根津孝太さん(2/2) →インタビューはこちら
・第4回 エンジニア 重本建生さん      →インタビューはこちら